姉歯事件の教訓から、闘う弁護士、
五十嵐敬喜とその仲間たちが政策提言
「建築家法」と「建築許可」で
日本の都市に“革命”が起きる
今回のような衝撃的な事件が起きても、誰も動かないというのは、もう国だけでなく、国民の側の「罪」でもある。本書は、政府の建築基準法改正に引き続く、建築士法改正に対抗すべく、建築基準法については現在の建築確認制を建築許可制に、建築士法の建築士を建築家に変えよ、と主張するものである。この改正なくしては第二の姉歯を阻止できないばかりではなく、日本の都市を安全で美しいものにするという国民の悲願は到底達成できない。この改正は、都市に「革命」を起こすだろう。 |